福祉機器には、安心してご利用いただくために特に高い安全性が求められます。
大同工業は、日本で初めて「いす式階段昇降機」の製品化に成功したパイオニアです。その後、研究開発を重ね業界をリードしてきました。
それを支えているのは、世界に認められている高度なものづくり技術です。
ローラギア・ラック駆動
D.I.Dブランドのチェーンは、モトGP、世界耐久選手権、モトクロス世界選手権、パリ・ダカールなど、世界の名だたるバイクレースで長年に渡って採用され高い評価と信頼を獲得しています。その技術を活かし、階段昇降機の駆動部には「ローラギア・ラック方式」を全ての機種で装備しています。チェーンには無い「静粛性」、ギアには無い「耐久性」を両方兼ね備えた「ローラギア・ラック方式」は、磨耗量が少なく、走行時の騒音を 抑え、乗り心地の良さを永く実現します。
いす式階段昇降機の製作工程は、「いす部」「駆動部」「レール部」の3つの部門に分かれて製作されます。
高度なものづくり技術と万全の品質管理体制のもと、各部門で製作されたパーツは組み立てられ、さらに動作チェックを重ねて出荷されます。
座り心地を追求する「いす部」、静粛性と耐久性を追求する「駆動部」、スムーズな動きを追求する「レール部」、どれも重要な工程ですが
お客様によって階段の形状が違う為「レール部」は、お客様毎に現場調査データをもとに製作を行っています。
問題ないか確認します。
粉体焼き付け塗装仕上げを行います。
ご注文があった寸法の模擬階段を工場で作り、その上にレールを設置します。
またここでは、レールジョイント部がずれていないか、角度は図面通り出来上がっているかの確認も行います。
レールに実際にいす部を走らせてみて、問題がある箇所などは、調整し仕上げます。
最終的に、いす部をレールに一通り走らせてみて、問題なければ終了です。
お客様のお住まいに設置する前に、同じような状況でテスト走行させています。
大同工業が階段昇降機の走行耐久試験にかけた時間は総計4,050時間! 走行距離に換算すると、東京ー大阪間を約1往復半したことになります。
設置後のトラブルを未然に防ぎ、安心してご利用いただく為、私たちは妥協を許しません!