階段昇降機の確認申請を行う際、国土交通省が制定している建築基準法の昇降機に合致していることが必須です。昇降機が法律上、合致してるかを認めるものが、大臣認定、型式適合認定といわれるものです。
建築基準法に記載あるロープ式などの駆動方法は、法律文のままなので、大臣認定を取る必要はありません。大臣認定とは正式に、構造方法等の認定というもので、文字通り構造を認定するものです。法律にかかれていない駆動方法(ローラー・ラック駆動等)を認めるものです。
型式適合認定とは、安全装置等も含め認めるというもので、先の大臣認定と何が異なるかというと、この認定をもっていれば確認申請時に提出文書がすくなくなるというものです。予め、安全装置類を認めてもらっているので、毎回認定を貰う必要が有りません。
因みに、型式適合認定なしでも、確認申請は可能ですが、その場合、法律上の駆動方法、若しくは大臣認定を持っていることが前提です。
大同工業の階段昇降機の車いす用JDエスカルは法律上の駆動方式であり、大臣認定はなく型式敵後認定のみ所得しています。いす式階段昇降機楽ちん号、エスコートスリムの駆動方式は法律にかかれておらず、大臣認定と型式適合認定を取得しています。