今回は階段昇降機と段差解消機の違いを説明いたします。階段昇降機は、文字通り階段の昇降を支援する昇降機であり、階段に取り付けます。一方、段差解消機(鉛直型)は、此方も文字通り段差を解消するものです。
階段昇降機は斜めに移動するのに対し、段差解消機は垂直に移動します。また段差解消機は文字通り段差を解消する機器のため、階層を跨ぐ設置は出来ません。階層を跨ぐとは、1階~2階、2階~3階などの設置です。階層を跨がなければ、法律上は4m以下まで設置が可能となっております。
斜行型段差解消機と呼ばれる車いすの階段昇降機がありますが、此方は階層の制限はありません。駅に設置するような(当社製品:エスカル)製品のことをさしております。